菘翁美術館
SUOH ART MUSEUM

【展示替えのお知らせ】

       2023年7月  一部展示替えをいたしました。
幕末の三筆のひとり、貫名菘翁(ぬきなすうおう)の書画作品を展示しています。

貫名菘翁 Nukina Suoh (1778-1863)

安永7年(1778)3月、徳島城下 御弓丁(現、弓町1丁目)に藩士吉井永助直好の二男として生まれる。生誕地から吉井家は弓道を家職としていたと従来考えられていたが、実際は吉井家は小笠原流礼方として、また母方矢野家は料理方及び絵師として阿波藩に仕えた。
長じた後、遠祖の姓「貫名」を用いた。
書・儒・医学を学び、高野山で叔父霊瑞和尚のもと空海の書を学び研鑽を重ねた後、懐徳堂の都講となり、その後京都に私塾「須静堂」を開いた。
名を直知、苞、字は君茂、子善、通称は政三郎、省吾、泰次郎、雅号として、初め海仙、林屋、次いで海客、海屋、海叟、菘翁、摘菘翁、また方竹主人、須静堂、三緘主人、拾翆野客、鴨干漁夫などを使用した。

美術館のご案内

1994年、貫名菘翁 生誕の地、徳島市に田中双鶴 (1912-2000) が設立しました。
30余年に亘る菘翁研究の傍ら収集した菘翁作品を常時約40点展示し、随時展示替えを行っています。
現在絶版となっている「貫名菘翁精説」「貫名菘翁書畫集」や書道雑誌「鳥跡」(1948-2000) の
閲覧コーナーもあります。

ご利用案内

 開館日  各月第2土曜日

 開館時間 10時~15時
 入館料  一般 500円
   学生400円、障がい者250円、団体450円
 アクセス
  JR徳島駅より徒歩10分
  徳島バス・徳島市営バス・小松島市営バス
  「新蔵町」より徒歩1分

お問い合わせ

            〒770-0855
             徳島県徳島市新蔵町1-46

                    菘翁美術館
                  ☎ 088-653-2858
                                             ✉  suohartm@kxf.biglobe.ne.jp